地域の話題2018(9月号) of tokachi_nosai


各地域の身近な話題やニュースなどをより詳しく掲載しています。
十勝管内の取材地区は20地区ありますが、隔月での掲載となりますのでご了承ください。





帯 広 農村女性のネットワーク

10_obihiro1.jpg㈱土谷特殊農機具製作所での研修 このほど十勝中部農村女性ネットワーク「プラス・ONE・MS」(松浦啓子会長=幸福町)の夏期研修が開催された。
 「プラス・ONE・MS」は平成13年に地区内の学習、食品加工、簿記などのグループが「ヨコのつながりを深めよう!」と結成したもの。メンバーは、畑作と酪農の女性農業者で構成されている。今回の研修では帯広市の㈱土谷特殊農機具製作所を視察。10_obihiro2.jpgカーリングを体験水が凍ったり融けたりする際に発生する潜熱を、農産物の貯蔵や建物の冷房に利用するアイスシェルターについて研修を受け、その技術を応用しているカールプレックスおびひろでカーリング体験も楽しんだ。
 松浦会長は「プラス・ONE・MSの魅力は他市町村の農業女性と交流が深められることです。冬にも行事を予定していますので興味のある方は、事務局(十勝農業改良普及センター)までお問い合わせください」と話してくれた。(馬来)
 

大樹 納涼ビアガーデン 開催!

20_taiki1.jpgお楽しみ抽選会の様子 大樹町商工会青年部主催の納涼ビアガーデンが、道の駅「コスモール大樹」イベント広場で2日間にわたって開催された。
 初日はあいにくの曇り空だったが、2日目は天候にも恵まれ、家族連れなど多くの人が来場した。町内の食事処「はまどり」をはじめ多数の団体が飲食物を提供。ステージでは、お子様イベント、かき氷早食い競争、20_taiki2.jpgJA大樹町青年部の出店BIGホットドッグ早食い競争など、子どもから大人まで楽しめるイベントが行われた。毎年大人気のお楽しみ抽選会では、5万円分の旅行券やNintendoセットなどの目玉商品が用意され、大盛り上がりを見せた。
 芽武地区の前田竜志さんは、JA大樹町青年部でクレープとアイスクリームを提供した。アイスクリームは大樹町産のカウベルアイスを販売し、クレープと共に好評だった。「この日のために1カ月前から企画、試食を重ね、おいしいクレープができました。みなさんに喜んでもらえてよかったです」と嬉しそうに話してくれた。(伊東)
 

広尾 Aコープ「サンタ村」新装オープン!

22_hiroo1.jpg野菜工房「サンタまるしぇ」の山本さん(左)と岡田さん(右) 長年地元の人々に親しまれてきた豊似市街国道236号線沿いのAコープサンタ村(JAひろお)が昭和37年築で老朽化の進む旧店舗を取り壊し、広い駐車場も備えて新装オープンした。
 店舗には従来の食料品、日用品に加え町内生産者が運営する直売コーナーが新たに設けられた。同コーナーでは菊地ファームの放牧牛しぼりたてミルクアイス、石井牧場のボローニアソーセー22_hiroo2.jpg外観も一掃したサンタ村ジ、ハム、サラミベーコン、竹山牧場のハンバーグのほか野菜工房「サンタまるしぇ」が提供するとにかく安い野菜・しいたけ・コロッケ・切干大根などを100円から販売している。「サンタまるしぇ」代表の山本さん(農栄地区)は「広尾産の新鮮でおいしい野菜を多くのみなさんに安く食べていただきたい」と話してくれた。(立花
 

中札内 ソフトボール大会開催

24_nakasatsunai1.jpgプレーを楽しむ参加者 JA中札内村青年部主催のソフトボール大会がこのほど中札内村河川敷グラウンドで開催され、13チームが参加した。
 大会は今年で48回目を迎え、同青年部が代々開催してきた伝統のあるものだ。13チームは、高度な技術で競い合うAリーグと、和気あいあいと競技を楽しむBリーグの2つに分かれ、それぞれ優勝を懸けた熱戦が繰り広げられた。
当日はあいにくの曇り空で、長袖を着ていても24_nakasatsunai2.jpg優勝チームの皆さん少し肌寒かったが、寒さを感じさせない力強いプレーで会場をにぎわせた。Aリーグは新札内チーム、Bリーグは販促枝豆チームが優勝した。
 Aリーグの決勝で敗れ、惜しくも準優勝となった牧場チームの岡田晋也さん(新札内南地区)は「決勝戦まで進めたのはよかった。次こそは優勝を狙って来年もまた参加したい」と話してくれた。(來原)
 

新得 こだわりのソフトクリーム

31_shintoku1.jpg若杉政敏代表と製造担当の若杉絵理子さん 北新得地区の㈲北広牧場(若杉政敏代表)が今年4月から牧場の一角に乳製品工房を立ち上げた。
 「酪農という自分たちの仕事を通して地域を元気にしたい」との思いから始まった工房では同牧場の搾りたての生乳を加熱殺菌しソフトクリームに加工している。原材料の比率を1%ずつ変えて何度も試作品を作り、研究に研究を重ねた自信作だ。ミルク味のソフトクリームはふわふわで濃厚ながらしつこくない甘さが特徴。「現在も更なる美味31_shintoku2.jpg徹底した衛生管理のもと行うソフトクリームの充填作業しさを追求し、今後は他の味のバリエーションにも挑戦していきたい」と製造を担当する若杉絵里子さんは話してくれた。
 同牧場のソフトクリームは札幌市のカフェでも販売され、今後は移動販売車で地域のイベント時にも出店する予定だ。
 若杉真吾取締役は「自分の大好きな酪農業の可能性を追求していきたい。ソフトクリームの販売を通しておいしさを届け、子どもたちに酪農の楽しさ、魅力を伝え、将来酪農をやりたいと思ってくれる子どもたちが増えてくれれば」と熱い胸の内を語ってくれた。(辻脇)
 

足寄 優秀賞受賞!

40_asyoro1.jpg最優秀賞を受賞した「あい」と息子の和也さん このほど音更町の十勝農協連家畜共進会場で、第49回十勝総合共進会が開催され、稲牛地区の岡元義春さん所有の「あい」が第21部で1等1席、最高位決定審査で審査員特別賞(均称賞)を受賞した。
 岡元さんはこれまでも共進会に何度も出品し上位入賞を果たしてきたが、今回から審査方法が変更になった中でも最優秀賞を受賞。岡元さんは「特別なことはしていないが、上手く育ってくれた。息子が努力したおかげ」と話し、息子の40_asyoro2.jpg改良組合員のみなさんと「あい」和也さんは「共進会はほかの地域の生産者とのつながりができる重要な場所であり、自分の改良の成果を客観的に確認することができる。毎朝1時間一緒に歩いたり大変だったが、今回良い牛に恵まれ若雌2部の最優秀賞を獲ることができ、とても嬉しく思います」と笑顔で話してくれた。(佐藤
 

本別 「平和への願い」を後世に伝えたい

42_honbetsu1.jpg昭和50年に発見された不発弾の実物大模型 本別空襲の歴史を伝える企画展が、歴史民俗資料館にて7月1日から8月31日まで開催された。昭和20年7月15日に起こった空襲の歴史を伝えるこの企画展は今回で20回目を迎えた。
 会場では十勝最大の被害となった空襲の写真を展示したほか、被弾した柱や道具、軍馬補充部として馬を生産していた資料なども公開され、当時の様子を細かく知ることができる。
 今回も町内の児童たちに対して空襲を体験した人42_honbetsu2.jpg当時の家畜診療所で被弾した馬の歯科治療器具が語り部となり当時の様子を伝えた。田野美妃館長は「本別空襲から戦争を身近なものと知ってもらい、そこから世界の平和を考えて欲しい」と願いを込めて話す。
展示された不発弾の実物大模型について高橋好則さん(活込地区)は「空襲は経験していないが、高校時代に不発弾が発見されて休校になり大騒ぎだった」と当時のことを振り返ってくれた。
 当館では秋頃にも北海道命名150周年の企画展の開催を予定している。(芦澤)
 

幕別 DP21 夏の懇親会開催!

51_makubetsu1.jpg盛り上がる会員 町内の酪農家が主体となって企画している勉強会のDairy Project21(略してDP21)で、恒例の夏の懇親会が開催された。
 DP21は毎年、牧草の収穫を終える頃から冬季にかけて定期的に会員が興味のあるテーマについて勉強会を開催している。十勝管外から著名な講師を招くこともあり、会員の意識の高さを感じる。NOSAIやJA、飼料メーカーなどからも会員を積極的に受け入れ、酪農家と酪農関係者との交51_makubetsu2.jpgあいさつする白木会長流の場ともなっている。
 会長の白木教嗣さん(札内地区)は「天気が続かず、牛にもストレスのかかる時期だが、まずはヒトが懇親会を通じて元気になって明日からの活力にして欲しい」と話す。本会の勉強会シーズンはまだ先だが、懇親会を通じて会員のモチベーション醸成の場になっている。(保坂)
 

浦幌 廃校舎から町を元気に!

53_urahoro1.jpg三村さん(中央)と地域おこし協力隊の方々 常室地区で町の活性化を目的に、廃校舎をリフォームして再活用するプロジェクトが始動している。
 プロジェクトを受け持つ三村直輝さん(㈱KIZKI)を中心にオフィスとしての展開や、常室小学校の「学びの拠点」としての特性を活かしたワークショップの開催等、若者が気軽に立ち寄ることができる町づくりを目指している。8月下旬には施設内にカフェのオープンを予定し、地元の住人も多く協力しているという。53_urahoro2.jpg再活用された常室小学校外観「町内で採れた野菜などの農産物を食べられる場として、町内に留まらず全国の人たちに来てもらいたい」と三村さんは話す。
 同地区で酪農と畑作を営む西名昌史さんも「町内の要望や意見を参考にしてもらえて嬉しい。牛乳を携えて是非とも地域の活性化に協力していきたい」と積極的な姿勢で話してくれた。(浅井)
 

上士幌 念願の新規就農

62_kamishihoro1.jpg谷口さんご家族、左から、一与さん、心優ちゃん(5)、雛太君(小2)、強太さん 柏葉地区で、谷口強太さんが念願だった酪農家として新規就農を果たした。
 幕別町出身の谷口さんは、家畜商であった祖父の影響で、子どもの頃から畜産業に強い関心を持っていた。
 10年間の会社勤務の後、従業員として10年ほど酪農を経験。平成27年3月からは家族で上士幌町に移住し、町内の酪農家に勤務し経験を積み、この4月に晴れて酪農家として就農した。
62_kamishihoro2.jpg「2年間の肥育素牛農家での経験を哺乳に生かしたい」と妻の一与さん 谷口さんは「受け入れ農場や資金面でもタイミングに恵まれた。色々苦労も多かったが、まずは良いスタートが切れたと思う。今後は増頭を進めつつ、個体乳量をいかに伸ばすかを考えていきたい。牛舎施設の面では、まず乾乳・分娩舎の整備と哺乳育成舎の新築を検討している。健康な乳牛を生産するために、長命性を考慮した改良にも力を入れたい」と抱負を語ってくれた。(島貫)