地域の話題2018(7月号) of tokachi_nosai


各地域の身近な話題やニュースなどをより詳しく掲載しています。
十勝管内の取材地区は19地区ありますが、隔月での掲載となりますのでご了承ください。





芽 室 乳量日本記録更新

11_memuro1.jpg表紙に掲載されたホルスタインマガジンを持つ賢さん 鈴木進牧場(中美生地区)所有のベルスマート・スイート・カカー・メガミ・ETが2才型10検および年検の乳量日本記録を更新した。
 本牛は昨年1月に2才4ヶ月で初産分娩、305日乳量21,036㌔、365日乳量24,583㌔を記録。13年前に記録された日本記録をそれぞれ2,000㌔以上も上回った。同牧場では昨年も5才型乳量の記録を更新し、今回で4頭目の日本記録牛の誕生となり、これまでに17頭の2万㌔突破牛を輩出している。
 同牧場の次男の賢さんは「記録は狙って11_memuro2.jpgベルスマート・スイート・カカー・メガミ・ET(写真提供:㈱ホルスタインマガジン社)出せるものではありませんが、このような牛に携わることができて嬉しく思っています。父からは、草地更新も含め、粗飼料の大切さを学びました。これからも牛本来の遺伝能力を発揮できるよう飼養管理していきたい」と話してくれた。
 本牛はホルスタインマガジン5月号の表紙を飾り、詳細についても記載されている。(草深)

忠 類 今年もベジタ開店!

21_tyuurui1.jpg今年もにぎわいを見せる店内 今年も国道236号線沿いにある、ナウマン公園横のJA忠類直売所「菜の館ベジタ」がオープンし、地元の新鮮な農畜産物を販売している。
 忠類特産のゆり根を中心に、ホウレン草・ワラビ・ウド・アスパラなどの農産物や、モッツァレラチーズ・黒毛和牛のハンバーグなどの畜産加工品も販売され、多くの人が足を運び連日にぎわっている。遠方からの客も多く、土日には200人ほどが訪れる。昨年の夏にナウマン公園がリニューアルされ、家族連れの来店が増えたそうだ。21_tyuurui2.jpg開店前には行列も
 同直売所に自家製チーズを出荷している㈱大樹農社の白井隆代表(晩成地区)も「お客様も多く来店していただいて大変快調な滑り出しを切っています」と話し、チーズの特徴について尋ねると「晩成地区の気候をチーズそのものに表現しています」と答えてくれた。(前田)

 

更 別 オールインワン牛舎を新築

23_sarabetsu1.jpg牛にも人にも快適な牛舎に 上更別地区の今村敏幸さんは全国的に見てもかなり珍しい「オールインワン牛舎」を新築し順調に稼動している。
 敏幸さんは家族経営でも、もっと仕事にゆとりを持ち、牛たちにはできるだけ環境変化などのストレスを掛けないようにしたいとの思いから搾乳ロボットの導入と牛舎新築を決意。分娩牛、繋ぎ搾乳牛、ロボット搾乳牛、新生子牛を一つの牛舎で管理できるようになった。内設されている事務室の2階にはシャワールームやトイレ、休憩室も完備し、そこから牛舎一帯が見渡せるようになっている。
23_sarabetsu2.jpg新築されたオールインワン牛舎 自動給餌機導入により頻回給餌となったことで乳量が以前より増加。これまでは60数頭をバケット搾乳していたが、現在は30頭程度となり、搾乳に費やす時間も大幅に短縮された。
 敏幸さんは「新牛舎が無事に稼働したので、今は以前使っていた古い繋ぎ牛舎をリフォームして子牛たちがもっと快適に過ごせるような内装に作り変えていきたい。いずれ息子の代になっても、牛にも人にもできるだけ負担をかけない農場にしていきたい」と熱い胸の内を語ってくれた。
(川和田)

 

清 水 親子の競演

30_shimizu1.jpg牛をリードする爽太郎君 このほど行われた清水町ホルスタインスプリングショウで、小さなリードマンがデビューした。
 清水町北熊牛一の串田健太郎さんの長男、爽太郎君  (小1)が第1部、9カ月齢未満に父とともに出場。始めは緊張した様子だったが、徐々に自分のペースを掴み堂々と審査員にアピールしていた。
 健太郎さんは「爽太郎が上手に牛を扱えるか心配でしたが、家で教えた牛をゆったりしたペースで誘導し、牛の歩幅を30_shimizu2.jpg多くのリードマンが出場小さくして歩くといったリードマンの基本的な動作はできていたので安心してみていられました。一緒の部門において途中経過で息子に負けそうでしたが、最終的に上席となったので良かったです」と笑顔で話してくれた。
(近藤)


 

鹿 追 第18回しかおい花市開催

32_shikaoi1.jpg大盛況の花市(写真提供:鹿追町役場) 第18回しかおい花市(鹿追町「花と芝生の町づくり」推進協議会主催)が、このほど鹿追町役場西側車庫前で開催された。アゲラタム、マリーゴールド、キンギョソウ、サルビア、ベゴニアなどの花苗の販売、液肥の無料配布などが行われ、大盛況となった。
 花苗は70円からと格安で用意され、ガーデニング資材、園芸用品なども販売された。軽食コーナーも設けられ思い思いに楽しむ来場者の姿が見られた。
32_shikaoi2.jpg最上カツ子さん栽培のキンセンカ 出品者の1人である笹川地区の最上カツ子さんは「1回目の花市からずっと出品している。この花市を楽しみに待っている人や遠くから来るお客さんもいるので、健康が維持できたら来年も今年と同じくらいやりたい」と、にこやかに来年への意気込みを話してくれた。(宮澤)

 

陸 別 憩いのカフェ、更に行きやすく

41_rikubetsu1.jpg店長の友子さん 十勝オホーツク自動車道の小利別インターチェンジを降りてすぐ、小利別地区にあるcafe&うつわのお店「tomono」は、従来の木、金、土曜日に加え、6月からは新たに水曜日の営業も開始した。
 口コミでの評判や、高速道路の延伸が来客数増加に繋がっているようで、かつての簡易郵便局を改装した店内は、落ち着いた雰囲気ながらも可愛らしい雑貨で溢れ、地域の奥様方の笑い声が絶え間なく響いている。41_rikubetsu2.jpgtomonoカレーは上杉さんもおすすめの一品店長の坂井友子さんは陶芸家としても活躍し、オリジナルブレンドコーヒーやケーキセットなどのメニューを手作りの陶器に載せて提供している。喫茶店だけでなく、月曜日には書道教室や陶芸教室も開催する(要予約)。
 同地区で酪農を営む上杉昌弘さんは「店長は元気が良くて明るい人。おすすめは特製カレーだね」と話してくれた。(神澤聖)
 

豊 頃 地域活性化へ向け新施設オープン

50_toyokoro1.jpg誰でも気軽に立ち寄れる施設へ 豊頃町まちなか活性化拠点施設「ココロコテラス」が今年4月にオープンし、町の情報発信や交流の場として利用されている。
 同施設は元々スーパーマーケットだった空き店舗を改修し、一般社団法人「ココロコ」と町役場観光課が運営している。1階には多目的スペースやサテライトオフィスなどが、2階には宿泊施設が完備されている。
 町に観光に訪れた人の中には何の施設かと立ち寄る人も見られる。多くの観光客が訪れる50_toyokoro2.jpg多目的スペースは販売イベント等では1日3,000円で借りることができるジュエリーアイスの時期には大きな観光拠点になることが期待されている。
 十弗西区第二班の衣原国雄さんは「施設が改修され、どのように利用されるか気になっていた。2階の宿泊施設は町に体験研修等で訪れた人が利用できる予定と聞いたので、ちゃんと活用されて町の活性化につながるよう期待している」と話してくれた。(清水彩)

 

池 田 たくましい女子サッカー選手

52_ikeda1.jpgジュニアスポーツ奨励賞表彰式 左側が小畑さん  町教育委員会主催の平成29年度「池田町文化賞スポーツ賞表彰式」がこのほど、田園ホールで開催された。各分野で優秀な成績を収めた43個人15団体が表彰され、東台地区で畜産と畑作を営む小畑富雄さんの長女、静奈さん(受賞時 池田小学校5年生)がサッカー部門でジュニアスポーツ奨励賞を受賞した。
 静奈さんは4歳上の兄の影響で、保育園年長組からサッカーを始めた。ポジションはキーパーで、今では女子の十勝選抜に選ばれるほどの実力を持つ。52_ikeda2.jpgゴールキーパーを務める小畑さん十勝選抜は全道大会で優勝経験もあるほどの強豪だ。 
 月曜日と木曜日以外は、池田小学校の男女混合のサッカー少年団で2時間練習に励み、大会に向けて日々奮闘している。母の真由美さんは「中学生になっても続けてほしい。十勝選抜に選ばれると、十勝管外で試合があるので、娘のおかげで、いろんな所に連れて行ってもらえるので楽しみです」と期待いっぱいに話してくれた。(梶原)
 

音 更 おはよう青空市開催

60_otofuke1.jpg大盛況の青空市 このほど音更町の道の駅で「おはよう青空市」が開催され、開始時間前から多くの来場者が列を作り、盛り上がりをみせていた。
 市場ではアスパラ、ジャガイモ、レタスといった新鮮な野菜や、パンジー、ペチュニア、ミニトマトの苗などの園芸品も多く販売。音更町の姉妹町、岩手県軽米町の特産品である南部せんべいや野菜スープなども販売されていた。
 光地区の山田政子さんは自家野菜を生で食べられるカラフルサラダや赤大根、小豆、金時など60_otofuke2.jpg笑顔で接客する山田さんを販売し、野菜の購入者にはおいしく食べる料理方法を優しく教えていた。
 「毎年自家野菜を出品していて、青空市に参加することが楽しみになっています。次回もより良い野菜を出品して、多くの人に届けたい」とにこやかに話してくれた。
 「おはよう青空市」は5月から10月末までに全11回の開催が予定されている。(安井)
 

士 幌 酪農の魅力を伝える「佐倉カフェ」オープン

62_shihoro1.jpg店舗前にて 店主 山岸厚子さん(中央)とスタッフのみなさん 佐倉地区の㈱山岸牧場(山岸拓代表)では、今春牧場の一角に「Farm Kitchen 佐倉 cafe」をオープンさせた。
 同牧場ではこれまでも、搾りたての牛乳を使用した自家製ヨーグルトを製造し、地元のスーパーや道の駅、デパートで販売。全国発送も行うなど事業を展開してきた。「今回の出店は長年の夢が形になったものです」と店主を務める山岸厚子さんは話す。
62_shihoro2.jpgオープンしたばかりの店舗全景 メニューは地元の食材や採れたての山菜をふんだんに使った「今日のきまぐれランチ」の他、自家製ヨーグルトを使ったデザートも味わえる。この日カフェを訪れた同地区で酪農を営む小野春信・幸子さん夫妻は「準備も大変だったと思いますが、味も量も抜群です。できる限り応援したいですね」と暖かく見守る。
 開店して数カ月が経ち山岸さんは「町内外を問わずリピーターも増えてきました。これからもより多くの人たちに居心地の良いくつろげる空間を提供していきたいです」
と抱負を語ってくれた。(中原)