地域の話題2018(1月号) of tokachi_nosai


各地域の身近な話題やニュースなどをより詳しく掲載しています。
十勝管内の取材地区は20地区ありますが、隔月での掲載となりますのでご了承ください。







芽 室  おいしい手打ちそばはいかが?

11.memuro1.jpg貫田さん自慢の手打ちそば 芽室町祥栄地区で畑作を営む貫田正博さん(67)は、毎年10月から12月にかけて町内の高齢者施設やイベントなどで手打ちそばを振る舞っている。
 子どもの頃に母親のそばを打つ姿を見て育った貫田さん。20年ほど前から、自分もそば打ちを始めた。打ち始めて2年くらいは最初の水回しが難しく、なかなか上手くできなかったが、現在は年間30回ほど手打ちそばを振る舞うほどの腕前となった。
 貫田さんの打つそばは、11.memuro2.jpg手際良く作業する貫田さん芽室町産の「レラノカオリ」という品種のそば粉を使った二八そばで、
のど越しが良く麺にコシがあるのが特徴。つゆは農作業の合間に仕込んだ「かえし」を寝かせておくというこだわり。おいしいと評判で、地域の人たちから年越しそばを頼まれるようになり、今年は30戸200食ほど打つ予定だ。貫田さんは「たくさんのそばを打つのは大変だが、おいしいと言ってくれることが何よりうれしい。これからもそば打ちを続けていきたい」と話してくれた。(髙瀬)

忠 類   忠類にどんとこい!

21.tyuurui1.jpg忠類和牛販売のみなさん(写真提供:JA忠類) 道の駅忠類の特設会場で第22回どんとこいむら祭りが開催された。
 当日はたくさんの来場者で溢れ、ナウマン太鼓演奏会、ダンスパフォーマンス、お笑いものまねライブ、歌謡ショーやお楽しみ抽選会などで盛り上がった。
 ゆり根、乳製品や忠類和牛などの地場産品即売会や無料バター作り体験には長い列ができた。忠類和牛改良組合の役員とJA忠類、21.tyuurui2.jpgJA忠類青年部の無料バター作りの様子(写真提供:JA忠類)役場、普及所の職員による忠類和牛の販売も実施され、忠類地区の蛯原一さんが生産肥育した和牛1頭をステーキ、ロース、バラの精肉とハンバーグ用に加工・販売し大盛況だった。蛯原さんは「今年は天気も良く、お祭り日和だったこともあり、多くのお客様に食べていただきました。来年も皆さんに喜んで食べていただけるような美味しいお肉を提供していきますのでよろしくお願いします」と話してくれた。(川上)


 

更 別   さらべつ大収穫祭開催

23.sarabetsu1.jpg七海さん(左端)と更別村の酪農家の人々 さらべつ大収穫祭がこのほど更別村ふるさと館・屋外広場で開催され、管内外から大勢の人々が集まった。
 会場の食のブースでは恒例の大鍋「さらべつ和牛塩ちゃんこ鍋」のほか、「さらべつ和牛ステーキ」、更別産小麦を使用した「さらべつうどん」が販売された。また、JAさらべつ青年部による新鮮野菜の直売や更別産食材をふんだんに使った「スペシャルバーガー」、「かぼちゃのシュークリーム」、牛乳の販売も行われた。23.sarabetsu2.jpg多くの人たちでにぎわう会場
 ふるさと館内ではバルーンショーや更別村の特産品が当たる抽選会が行われ、多くの子どもたちでにぎわっていた。
 牛乳の販売をしていた昭和区の七海光さんは「準備していた牛乳はすべて売り切れてしまった。多くの人に味わってもらうことができて嬉しい」と話してくれた。(山本)
 

清 水  農薬事故防止と環境保護

30.shimizu1.jpg一つ一つ袋を開け空容器の洗浄を確認し煮荷おろし作業 JA十勝清水町青年部(遠藤耕作部長=下佐幌平成地区)が町内の畜産研修センターで農薬空容器などの受入、回収作業を行った。
 この作業は、農業廃プラスチック適正処理対策協議会と農協事業への協力として、同青年部が18年前より、農薬事故の防止・環境保護に対する農業者の負担軽減を目的として実施しているもの。
 今年度は11月に2日間の日程で、30.shimizu2.jpg2日間で運ばれた回収品各支部から合わせて24名が参加。収集場所に運ばれてくる容器の洗浄、分別の確認や計量などを協力して行い、訪れたJA組合員からは「毎年、回収作業をしてもらい大変助かっている」との声が聞かれた。
 遠藤部長は「回収作業への協力は、青年部の活動としては決して派手なものではありませんが、回収日程の周知、適正処理の徹底に少しでも力になれればと思いながら毎年参加しています。年1回の事業ではありますが、今後も部員の皆さんの協力を得ながら地道に取り組んでいきたい」と語ってくれた。(髙場)
 

鹿 追   新パークゴルフ場が今春オープン

32.shikaoi1.jpg真新しいコースを楽しむプレイヤーたち 鹿追町美蔓貯水池周辺(町上幌内1線3番)に新しいパークゴルフ場が今春オープン予定だ。パークゴルフ場は標高370㍍の高台にあり、木々が少なく大雪山国立公園や日高山脈が一望できる最高のロケーション。コース面積も約21660㎡と広大で、解放感と共にのびのびとプレーができそうだ。
 昨年10月には町民を対象にプレオープン大会が開かれ、真新しいコースでいち早くプレーした上幌内地区の菅原道幸さんは32.shikaoi2.jpg木々も少なく開放的なコース「広々としたコースの中で気持ち良くプレーができた。コースも傾斜や難しい所もあり面白くできていると思う。私の家から2㌖ほどと近く、いつでも行けるので今春のオープンが待ち遠しいです」と、にこやかに話してくれた。
 鹿追町によるとオープンは雪解けの様子をみて4月下旬から5月上旬を予定し、現時点ではプレー料金は無料を目指している。(佐藤
 

陸 別  利便性向上に向けて開通

41.rikubetsu1.jpg通り初め式でのテープカット(写真提供:陸別町町役場) 十勝オホーツク自動車道陸別小利別インターチェンジ〜訓子府インターチェンジ間の16㌖がこのほど開通した。今回の開通により地域間交流の活性化および物流の効率化、地域医療体制の確保を目指している。
 開通前には、プレイベントとして高速道路サイクリング大会やウォーキングイベントが行われ、多くの人々が参加した。開通日当日の記念式典では、テープカットやくす玉割りが行われ、多くの関係者が開通を祝った。41.rikubetsu2.jpg高速道路サイクリング大会には約150名が参加(写真提供:陸別町役場)テープカットを行った㈲銀河牧場代表の東雲庄司さん(小利別地区)は「高速道路が開通したことで、山道を走る苦労がなくなる。人も行き来しやすく物資も早く安全に運搬できるので、畜産業の発展にもつながるだろう」と期待を寄せている。(新倉)
 

豊 頃  豊頃にクライミングジム オープン

50.toyokoro2.jpg親子で行っても楽しめる ウォーキングマシンや、ベンチプレス、トランポリンなど、本格的なトレーニング機器が充実していることで定評のあった豊頃町立総合体育館(豊頃町茂岩)に、新たにクライミング施設が追加され、町民から好評を得ている。
 10月にオープンした同施設は、スポーツくじ助成事業の一環で実現した。町民は無料で使えるほか、町外の利用者も格安に時間制限無く使用することができ、子どもから大人まで男女を問わず楽しむことができる。
 壁の高さが6.3㍍あるため、50.toyokoro1.jpg真剣なまなざしでクライミングハーネス(無料)を使用するロープクライミングスタイルで、壁の傾斜とホールドの位置によって、初級から中上級までのコース設定となっている。
 利用状況も好調で、アクティビティの場として、また町の活性化に向けて更なる利用が期待されている。
 上幌岡地区の㈱相澤牧場代表相澤和幸さんは「体を鍛えるのに最適。町内外を問わずにたくさんの人に利用してもらえれば」と話してくれた。(松江)
 

池 田  農業祭開催

52.ikeda1.jpg大人気の餅まき 毎年恒例の池田農業祭がこのほど、JA十勝池田町で3日間にわたり開催された。会場には、いけだ牛・池田町産野菜即売会や玉ねぎの詰め放題など、さまざまなブースが設置され、多くの人でにぎわった。
 同JA青年部では町内産のジャガイモやタマネギを使用した手作りのコロッケを販売し、「ホクホクでとてもおいしい」と好評を得ていた。東台地区の穐田さんは「どのブースも楽しいが、52.ikeda2.jpg好評だったいけだ牛の販売なかでも初日に行われる餅まきは特ににぎわうんだよ」と話してくれた。餅まきは、毎年、農業祭初日の夕方から行われ、JA組合員お手製の10俵もの餅がまかれる。餅袋の中には、いけだ牛の割引券が入っているものもあり、恒例の人気イベントとなっている。木枯らしが吹く中、寒さに負けずチビッ子たちも元気に餅まきに参加していた。(坂本
 

音 更  冬至向けかぼちゃ「蔵の匠」

60.otofuke1.jpg箱詰めされ出荷されていく JA木野(清都善章組合長)では、このほど12月の冬至向けかぼちゃとして、新品種「蔵の匠(たくみ)」の出荷を本格化させた。
 2年前から試験栽培を開始し、栽培方法について従来のかぼちゃと差がないことが確認できたため、今年度は1.5㌶の作付けを開始した。
 収穫直後は粉質が強く糖度が低いため熟成させてから出荷する必要があるが、果皮の変色が遅く、耐腐敗性が高い特徴がある。今年度は9月に収穫し、60.otofuke2.jpg熟成され甘みの増したかぼちゃ3カ月の倉庫保管を経て出荷となったが、品質・収量ともに満足できる結果となった。
 同JA青果課の加島知典さんは「従来品に比べ、甘さが増している。今後も継続して作付けし、定着することができれば」と話してくれた。(小林
 

士 幌   中士幌「幻の寺町」を語る会開催

62.shihoro1.jpg「幻の寺町」について講話する小川氏 このほど、士幌町に岐阜県から開拓団が移住を始めて来年で120周年を迎えるにあたり、中士幌「幻の寺町」を語る会(主催:同実行委員会)が開催された。町内外から150人近い聴衆が詰めかけ、会場の中士幌公民館の講堂はほぼ満席となった。
 中士幌出身で駒澤大学講師の小川光夫氏より、辛酸を極めた開拓前後の様子や時流に翻弄された「寺町」の歴史についての講話があり、62.shihoro2.jpg現在の寺町中心部は「発祥の地記念公園」として整備されている「開拓の辛苦を今一度思い起こし、今後とも町づくりにたゆまず邁進してほしい」と来場者に語りかけていた。
 明治三十年代に開拓が始まると、最盛期には帯広以北最大と言われるまでに発展した「寺町」。大正末期に現在の市街地に国道や鉄道が開通するとまもなく跡形もなく消え去り、今は「幻」として語り継がれるのみとなった。
 士幌南地区で畑作を営む細井文次さんは「当家も曾祖父の代に岐阜県から入植したと聞いていたが、度重なる災害に見舞われ、やむなく北海道に望みを託すしかなかった先祖の労苦が偲ばれ、感慨を新たにしました」と話してくれた。(中原)