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Safety net
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 農家の負担した掛金と国の負担金を財源に、被災農家に共済金を支払う自主的な相互救済を基本としています。これを保険のシステムを用いて、組合等が連合会に保険し、連合会が国に再保険することで危険を分散する仕組みとなっています。

NOSAI制度とは

 農業災害補償法に基づき保険の仕組みを利用して、農作物、家畜、畑作物、園芸施設などを対象に、災害を受けた農業者の損失を補填して、農業経営の安定を図ることを目的としています。農家が掛金を出し合い(国が約半分を補助します)、災害が発生した時に共済金を支払うことによって、農業経営の安定を図っていこうという、国の農業災害対策の柱となっている制度です。

制度の特色として

 全国どこの農村でも実施されており次のような特色があります。

  • 国の農業災害対策として、組合等には共済事業を実施することが政策的観点から法律で義務づけられています。
  • 農作物共済については、水稲、麦、陸稲の耕作面積が一定規模以上(水稲60アール、麦50アール)の農家は、加入が義務づけられています。
  • 共済掛金の一部(約半分)を国が負担しています。
  • 組合等や連合会の事業を運営するため必要な事務にかかる経費のうち、多くの部分を国が負担しています。
  • 大災害が発生した際に、被災農家への共済金の支払いが滞(とどこお)らないよう、国が支払責任の大きな部分を補償(再保険)しています。

共済金を支払うために

 組合等は、農家から共済掛金を徴収し、農作物などに一定以上の損害があった場合に農家に共済金を支払う責任を負い、農家と直結した分野を担当しております(これを共済関係という)。しかし、ひとたび大災害に見舞われますと共済金の支払額が莫大となり、1組合等だけでは支払いできなくなるので、組合等は共済責任の一定部分を連合会に保険(保険関係)し、さらに連合会は保険責任の一定部分を国に再保険(再保険関係)するという仕組みで運営されております。

剰余金が出た場合は

 納入頂いた掛金は被害のあった場合は共済金になりますが、災害がなかったり、少なかった場合は剰余金となります。剰余金は、必ず法定積立金と特別積立金とに積み立てられ、大きな災害時の共済金支払財源となります。
 法定積立金とは、共済金の支払いに不足が生じた時に充てられ、特別積立金は、法定積立金を充てて、なお共済金に不足するときに充当します。また、無事戻金や損害防止事業の財源になります。

損害の未然防止に

検診車as.jpg牛群検診車 農業災害に対する損失の補てんという本来の役割と併せ、補償機能を効果的に発揮させるためにNOSAI団体では、損害の未然防止活動に取り組んでいます。 十勝NOSAIでは、病害虫等による損害を防止するための農業機械(走行式動力噴霧機・融雪剤散布機・堆肥散布機)の貸し付けを北海道NOSAIとの共同事業で行っています。乳牛・肉牛等の潜在性疾患の早期発見に重点を置く特定損害防止事業をはじめ、牛群の健康診断、多発疾病予防、各種検査指導等を総合的・効率的に推し進めるフォローアップによる一般損害防止事業を行っています。










農業災害補償法 第1条(目的)

 農業者が不慮の事故に因って受けることのある損失を補填して、農業経営の安定を図り、農業生産力の発展に資することを目的とする。